犬・猫専門の動物病院
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朝晩がかなり冷え込むようになってきました。
もうほとんどのご家庭で暖房器具を出されたのではないでしょうか。
そうなると気になってくるのは空気の乾燥です。
わんちゃんねこちゃんは全身を被毛に覆われているため、乾燥とは縁が無いように思われる方もいるかもしれませんが、わんちゃんねこちゃんのお肌や被毛も乾燥による影響を受けています。乾燥によるダメージを放っておくと様々なトラブルに繋がるため、わたしたち飼い主がしっかりと乾燥対策を行ってあげましょう。
実はわんちゃんねこちゃんの皮膚は人間よりも薄く、非常にデリケートです。
私たちは寒い時には重ね着をしたり、乾燥が気になったら加湿器をつけたりと対策を取れますが、わんちゃんねこちゃんはそうやって自分たちで調節することができないため、常に過ごしやすい環境を整えてあげることが必要です。
冬の寒い時期に快適といえるのは、それぞれ以下のような温度と湿度です。
わんちゃん:「室温」23∼25°C /「湿度」50∼60%、
ねこちゃん:「室温」24∼26°C /「湿度」40∼60%
乾燥によるダメージで皮膚のバリア機能が低下してしまうと花粉や紫外線、ハウスダストなどの外的刺激に弱くなってしまい、皮膚炎などを引き起こす可能性が高くなります。
特にアトピーやアレルギーで皮膚が弱い子は要注意です。
ねこちゃんに関しては、皮膚の乾燥の他にも気を付けたい点があります。
冬になるとコタツなどの暖かい場所を求めて移動するねこちゃんも多いと思います。
この時乾燥していたり発汗していたりすると、皮膚だけでなく体内も乾燥してしまい脱水しやすくなります。猫はもともと水をあまり飲まない生き物ですし、寒さで活発に動くことも少なくなるので注意が必要です。
ねこちゃんの乾燥を予防するには、活動するお部屋の中を加湿してあげたり、ブラッシングしてあげたりすると良いでしょう。
人もそうですが、乾燥すると肌やのどの粘膜が乾き、からだの防御機能が低下することで風邪等にも感染しやすい状況といえます。
わたしたち飼い主と愛犬・愛猫の健康のために、保湿により一層気を付けていきましょう
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