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今年も猛暑が続いていますが、せっかくならワンちゃんと一緒に夏らしいことをしたいと思ってる方もいらっしゃるかもしれません🐶
今回はワンちゃんと海へ遊びに行く際の注意点についてまとめてみました
⚓事前準備
🐠海水浴場のルールやサービスを確認しておく
→ワンちゃんの立ち入りがNGの場所も意外と多く、ワンちゃんの立ち入り
がOKの場所でも時間帯や行動に細かな制限を設けている場合もあるため
注意しましょう。逆にワンちゃんとカヌーが出来たり、ワンちゃん用の
ライフジャケットの貸し出しサービスがある場所もあります。
これらは事前に海水浴場の看板をチェックしてみたり、海水浴場を
管理する観光課や管理事務所に確認しておくと安心です。
🐠泳ぎの練習をする
→家で水に慣れる練習から始めるなど、個々のペースに合わせた練習をして
あげましょう。インストラクターがいるプール施設を利用するのも
オススメです。
🐠準備しておくグッズ
🐚ビーチパラソル
→海水浴場は暑いため、日陰を利用して熱中症の予防をしましょう。
ワンちゃん用のテントでもOKです。
🐚保冷剤や冷却タオル
→熱中症の予防に効果的です。保冷剤であれば、休む時にタオルで巻いて
キャリーバッグやレジャーシートに体に触れるように置いてあげるのも
オススメです。
🐚冷たい水
→もちろん飲んだり、体にかけたりなど熱中症の予防にも効果的ですが、
ワンちゃんはシャワー室への立ち入りを禁止されている場合も多く、
体についた海水や砂を綺麗に洗い流すために水は大量に用意しておくと
安心です。また、最低限のマナーとしてワンちゃんの体を洗い流した際
に流れ落ちた毛は必ず持ち帰って処分するようにしましょう。
🐚ワンちゃん用の靴下や靴
→砂浜は暑くなりやすいため、やけどしないように様子を見ながら
ワンちゃん用の靴下や靴を履かせてあげましょう。
🐚ワンちゃん用のライフジャケット
→ワンちゃんにも泳ぎが得意な子と苦手な子がいます。また、得意な子
でも万が一潮に流されたしまったり、足がつかない場所に行って
溺れてしまわないように着用させてあげましょう。
🐚ロングリード
→飼い主さんの目の届く範囲で自由に泳がせてあげることが出来ます。
そのため、何かあったときにすぐ連れ戻すことや近くで泳いでる人と
ぶつかる危険性を避けることが出来ます。
🐚タオル
→濡れた体を拭くために、吸水性に優れたタオルを用意しましょう。
🐚ワンちゃん用の日焼け止め
→サマーカットなど、毛が少なく皮膚がすぐ見えている子や
焼けやすい部分(耳や顔など)を中心に使用してあげましょう。
また、人間用の日焼け止めは使えないため、必ず犬用の日焼けを
使用しましょう。
⚓遊ぶ際の注意点
🐠周囲への配慮やマナー
→ワンちゃんが苦手な方もいるため、周囲に配慮しながら遊ばせたり、
可能であれば人の少ない場所を選びましょう。
また、予期せぬ事故を防ぐためにもリードを着用して
遊びましょう。加えて、お散歩の時と同じようにうんち袋や
ペットボトルを持参し、排泄物の処理もきちんと行いましょう。
🐠砂浜の暑さ
→やけどをする可能性があるため、日が高く熱くなる時間帯は
できるだけ避けましょう。また、砂浜を歩かせる前に飼い主さんが
手のひらで砂の温度を確かめたり、熱い時間帯は抱っこもしくは
スリングに入れたり、靴を履かせるなど工夫してみると
いいかもしれません。
🐠熱中症や熱射病
→全身が毛に覆われていて体温調整が難しく、その上背が低く砂浜とも
近いため人より熱中症や熱射病になりやすくなっています。こまめに
水分補給を行ったり、体を保冷剤などで冷やしてあげましょう。
🐠拾い食い
→ガラス片や貝殻、釣り針の他にもビニール袋や串などのバーベキューの
ゴミも多いです。最悪呼吸困難や手術になる可能性もあるため、
目を離さずに十分注意しましょう。また、「ちょうだい」や「離して」
のコマンドを覚えさせておいたり、おやつと交換するのも効果的
です。
🐠危険生物
→クラゲやクサフグ、カツオノエボシなどが砂浜に打ち上げられている
こともあります。触れるとアナフィラキシーショックを引き起こす
こともあるため注意しましょう。
カツオノエボシ
🐠海水の飲みすぎ注意
→飲み過ぎてしまうと脱水や塩水中毒になってしまい、下痢や嘔吐が
見られる可能性があります。症状が進行すると痙攣が起きたり、
昏睡状態に陥ることもあるため、こまめに海から出して日陰で休憩を
とったり、水分補給させてあげましょう。また、ボール遊びでボールを
咥える際に海水を飲んでしまいがちなため、何度も行うのは控えた方が
いいかもしれません。
🐠溺れないよう注意
→プールと違い、突然大きな波にさらわれてしまうこともあります。
リードに加えて、必ずライフジャケットも着用させてあげましょう。
⚓遊んだ後のケア
🐠体についた海水や砂を落とす
→海水や砂は遊び終わった後に真水で洗い流せる場所があるのであれば
洗い流し、なければ真水で濡らしたタオルで一度拭き、家でしっかり
洗い流しましょう。そのままにしておくと皮膚炎になったり、
体が冷えて下痢をしてしまう可能性があるため、注意が必要です。
🐠肉球の状態をチェック
→火傷や怪我がないかきちんと確認し、必要があれば肉球クリームを
塗って保湿してあげましょう。
🐠海で遊んだ後に普段と違った様子が見られたら動物病院へ
→いつもより元気や食欲が無かったり、下痢・嘔吐が見られたり、
水をたくさん飲むなどの症状が見られる場合があります。特に塩水中毒は
数日後に急速に悪化する場合もあるため、気になる症状が見られたら
早めに受診しましょう。
いかがでしたか?
しっかり準備やケアをして、飼い主さんもワンちゃんも無理せず様子を見ながら遊びましょう🐕🐾
また、火傷や怪我、体調不良が見られる場合は早めの受診をお願いします🙇♀️
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