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しなやかに動く猫のしっぽはチャームポイントの1つですよね。
可愛いだけではなく、しっぽにはいくつかの役割があります。
しっぽの役割について紹介します。
<しっぽの構造>
尾椎、筋肉、神経から成り立っています。
【尾椎】
18~23個の骨で構成されています。
しっぽの長さで尾椎の数も異なるため、少ないと4個、多いと24個と個体差があります。
【筋肉】
複数の筋肉で構成され、上下に動かす筋肉、左右に動かす筋肉など役割が分かれています。
【神経】
しっぽの神経は脊髄と直接繋がっているため、とても敏感です。
そのため、しっぽを触られることを嫌がります。
また、しっぽには正中尾動脈という血管が流れているため、血圧を測る時はしっぽからでも血圧を測ることができます。
<しっぽの役割>
【バランスをとる】
幅が狭い場所を歩いたり、高いところへジャンプができるのはしっぽを使ってバランスをとっているからです。
バランスが崩れると、上下左右にしっぽを動かしてバランスを立て直すことができます。
しっぽが短い猫の場合、幼少期ではバランスをとるのが苦手な子もいますが、成長とともに後ろ足の筋肉が発達して、踏ん張りを利かせてバランスをとるようになります。
【感情表現】
真上にピンと立てる:甘えや相手への好意、猫同士の挨拶
大きくゆっくり振る:リラックスしている、興味があるものを見つけた
バタバタと大きく振る:機嫌が悪くイライラしている
毛が逆立っている:驚いて興奮状態、相手へ威嚇している
後ろ足の間にしまう:恐怖で萎縮している、降参している
【マーキング】
猫は自分の縄張りや、所有権などを主張するのに自分の体をこすりつけてにおいをつけます。よく、足元などでしっぽ巻き付けるようにスリスリするのはしっぽにある臭腺で自分のにおいをこすりつけるためです。
猫のしっぽは様々な動きをして気持ちを表現しています。
動きを観察してみると、気持ちを理解でき、さらに絆を深めることができます。
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