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おうちの猫ちゃんがトイレ🚻に何度も行っていると、何かの病気?💦と心配になるかと思います。そこで今回は、猫がトイレに何度も行く原因についてまとめてみました。
おしっこが出ていない(出づらい)場合
猫下部尿路疾患(FLUTD)が疑われます。
症状:尿が出ない、尿が出づらい、何回もトイレに行く、尿に血が混じる、排尿時に鳴く、トイレ以外の所で排尿してしまう。など。
原因として考えられること:感染症、尿石症、先天的形態異常、神経機能異常、腫瘍、食事性、水分摂取不足、ストレスなど。しかし、60~70%が原因不明の特発性膀胱炎と表現され、原因がはっきりわからないことも多いです。因みに猫の尿の回数は1~3回/日が正常です。
特に、結石や腫瘍など、何らかの原因でおしっこが出なくなってしまう「尿路閉塞」は要注意です。主に雄猫で多く、気温の下がる冬場に多いです。おしっこが全くでない状態が続くと、「急性腎不全」や「尿毒症」になり非常に危険です。💦放置すると数日中に亡くなってしまう可能性があるので、閉塞を解除するため病院 へなるべく早く連れてきてください。
うんちが出ていない(出づらい)場合
便秘が疑われます。
症状:排便しようと力むが出ない、2日以上排便がない、コロコロしたウサギのような小さい便しか出ない、絞り出したような細長い便しか出ない。など。
原因として考えられること:便の硬化、先天的形態異常、腫瘍、腸機能の低下、ストレス。など。 因みに猫の便の回数は1回/1~2日が正常です。
猫の便秘は長期間放置してしまうと、腸が広がりすぎてしまい、自力で排便できなくなる「巨大結腸症」になってしまう可能性もあり、常に便を搔きだす必要が出たり、⤵手術が必要になるケースもあるので、💧こちらも早めに病院に連れてきてください。
トイレ環境の改善
予防策の一つとして、猫ちゃんにとって「トイレが汚い」ことがストレスになる場合もあり、おしっこうんちを我慢してしまうこともあります。当たり前ですが、トイレはなるべく清潔にしてあげてください。また、多頭飼いの場合はトイレを多く設置してあげてください。 基本的に、多頭飼いの時は頭数+1個のトイレをおうちに用意してあげてください。また、多頭飼いの場合は誰がどれだけ、おしっこ、うんちをしているかがわかりにくいので、よく注意してみてあげてください。
まとめ
🚻猫の排尿は1~3回/日が正常
🚻猫の排便回数は1回/1~2日が正常
🚻異常がある場合は病院に相談する
🚻トイレはいつも清潔に!多頭飼いの場合はトイレの個数を多く用意。
普段からトイレを掃除するときにトイレの回数やうんちおしっこの状態を注意してみていただくと、病気の早期発見につながりますので、是非今日から始めてみてください。
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