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ここ数日の間に、犬が人や小型犬を襲うというニュースが続いて起きました。
なにげなく毎日行っているお散歩ですが、間違えたお散歩の仕方では
いつ事故やトラブルの被害者、加害者になってしまうか分かりません。
楽しく、安全なお散歩ができるようお散歩マナーについて理解しておきましょう。
●よくあるマナー違反
・便を片づけない
・マーキングをさせる
・ノーリードでお散歩
他にも… 人に飛びつかせる、公共の場所でのブラッシング、鳴き声による騒音
これらのマナー違反で、地域の方々は迷惑されています。
たった一人でもマナーを守らない飼い主さんがいると、しっかりとマナーを守っている飼い主さん達も悪者扱いされ不快な思いをします。
●便の放置
迷惑行為の中でも特に多いのが、便を片づけないことです。
便を拾うのが面倒、臭いがするので持ち帰りたくない、拾うための道具を持っていない…
どんな理由があっても、便の片づけは飼い主さんの責任です。
<問題点>
・見た人や、踏んでしまった人が不愉快な思いをする。
・公共の場を汚し、不衛生な状態にする。
・放置した便から人や他の動物に病気をうつす可能性がある。
<マナー>
お散歩中いつ、どこでも便をしても大丈夫なようにきちんとお散歩バッグを
持ち歩きましょう。
また、便の回数が多かったり、軟便になった場合にも対応できるよう
バッグの中身はビニール袋を数枚、ティッシュペーパーまたはトイレットペーパー、水を入れたペットボトル、など用意しておきましょう。
●マーキング
ワンちゃんの本能だからとマーキングしてもしょうがないと思わないで下さい。
マーキングされた家の人や、所有者にとっては迷惑行為なので飼い主さんは配慮が必要です。
<問題点>
・マーキングされた場所は臭いやシミが発生する。
・他人の所有物を汚すため、トラブルの原因となる。
<マナー>
しつけでマーキングを抑えることもできます。お散歩前にあらかじめおしっこを済ませておく、リードを引いてマーキングの目標物から遠ざけるなどしてマーキングをさせないようにしましょう。
習慣化してしまい、マーキングをしてしまう子はペットボトルに入れた水を持ち歩き、洗い流します。さらに消臭スプレーなどもかけるとより良いでしょう。
●ノーリード
ノーリードでのお散歩は危険がいっぱいです。また、公園などもノーリードが許可されていない場所もあります。
<問題点>
・ワンちゃんの行動を制御できないため、トラブルの原因となる。
(他人の所有物を壊す、ワンちゃん同士のケンカ、人や他の動物を襲う)
・突発的な行動を制御できないため、交通事故に遭う。
・ワンちゃんが苦手な人にとっては、恐怖に感じる人がいる。
<マナー>
きちんと、体に合った首輪や胴輪をつけリードも手から離れることがないようしっかりと持って下さい。リードが伸び縮みするタイプのものは、長くしすぎず制御できる長さで固定しましょう。
リードは命綱の役割です。事故やトラブルから守れるよう正しく使いましょう。
お散歩マナーはとても大切です。
飼い主さんの心がけで安心・安全なお散歩ができます。
他にもお散歩での注意点はいくつもあります。楽しく快適なお散歩ができるようきちんと知っておきましょう。
参考文献 いぬのきもち 2015年3月号、4月号
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