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本格的に寒くなってきて各地で雪が降り始めましたね(*’ω’*)
有名な童謡の歌詞にあるように雪に興味津々なワンちゃんは多いかと思います
今回は雪遊びについてまとめてみました!
雪が好きな犬種と苦手な犬種
好きな犬種
→比較的寒い地方出身の犬種。
例:サモエドやシベリアンハスキーなど。
苦手な犬種
→比較的暖かい地方出身の犬種。
例:チワワなど。
出来る場所
ドッグラン
→他とは違い、オフリードで自由に遊ぶことが出来ます。
スキー場
→一緒にゴンドラに乗れたり、滑走できたりするゲレンデもありますが、
接触事故などには十分注意しましょう。ドッグランを併設している
スキー場もオススメです。
河川敷や公園
→上記2つに行けなくても、お散歩のついでなどに気軽に行くことが
出来ます。お散歩するだけでも足元の感触が違ってワンちゃんに
とっては新鮮な体験になるでしょう。
出来ること
追いかけっこ
→飼い主さんと一緒に雪の上を走ります。雪の感触を楽しむことが出来、
筋力や体力を使うため短時間でも疲れて満足してくれることが多いです。
雪玉キャッチ
→雪玉を投げてあげて取りに行かせる遊びです。ボールと違い次々に投げて
あげることが出来るため、もってこいを覚えていないワンちゃんでも
遊ぶことが出来ます。
宝探し
→おやつをコングなどの知育玩具に入れて雪に埋め、探してもらう遊び
です。慣れてきたらワンちゃんに見えないように隠したり、複数個埋めて
一つだけ当たりを用意するなどの遊び方も出来ます。
そり滑り
→飼い主さんと一緒にそりを滑る遊びです。
事前準備
防寒対策
→寒さ対策として防寒用の服を着せてあげましょう。寒さだけでなく汚れや
雪玉の付着、凍傷も防ぐことが出来ます。さらに撥水性のある素材だと
溶けた雪で体が濡れてしまうことを防ぐことが出来るためオススメです。
また、足先のしもやけを防ぐために靴下やラバーシューズを履かせて
あげることもオススメします。服や靴は嫌がってしまう子が多いため、
お家の中で事前に慣らす練習をしてあげましょう。
呼んだら来てくれるように教える
→誤飲や怪我を防止するために、呼んだら戻ってくるように教えておくと
安心です。
寒さと雪の冷たさに慣れる
→いきなり暖かい部屋から外に出ると寒さで震えてしまうため、まずは
廊下に出てみたり、外の空気をお部屋に入れてあげるなど徐々に
慣らしてあげると遊びやすいでしょう。寒さに慣れたら飼い主さんの
手から雪を見せてあげたり匂いを嗅がせて雪に慣れさせてあげると
いいかもしれません。
注意点・雪遊び後のケア
子犬や老犬
→子犬は体温調節が苦手なため、初めて雪遊びする際にはまず抱っこで
雪に慣れさせてあげましょう。老犬は代謝が落ちていたり、換毛期の
ズレや毛の生え変わりが不十分である場合もあるため体調には
十分注意してあげましょう。
雪眼炎に注意
→強い紫外線を長時間浴びた数時間後に目が痛くなる、涙が出る、
目が開きにくくなるなどの症状が出ます。ワンちゃんは人よりも
目線が低く、雪で反射された紫外線を浴びやすいため雪遊びをした後は
様子をよく見てあげてください。何か異常が見られた場合は動物病院に
受診しましょう。また、おやつなどを使って慣らす必要はありますが、
ワンちゃん用のサングラスやゴーグルも最近ではあるようなので、
目を守るためにつけさせてあげるのもいいかもしれません。
体についた雪玉を取り除く
→顔回りやお腹、足の飾り毛などに出来やすく、特に長毛種は注意が
必要です。皮膚を傷つけてしまう恐れがあるため引っ張ったりして
無理に取らず、ぬるま湯をかけたり、ドライヤーの温風を当てたり
などして溶かして取ってあげましょう。雪玉付着の予防として撥水効果の
あるレインコートや体にフィットするドッグウェア、足元をカバーできる
レッグガードを着用するのもおすすめです。
事故に注意
→雪の下に穴や障害物のない平地で遊ばせたり、怪我や誤飲がないように
遊ぶ時はよく見てあげましょう。
凍結防止剤について
→多少であれば問題ありませんが、過剰に接触すると肉球などの皮膚が
荒れてしまうことがあります。また、薬剤がついた皮膚を舐めて過剰に
摂取すると中毒症状を起こしてしまう可能性もあるため、靴を履かせる、
帰ったら足をよく洗うなどして予防しましょう。
身体チェック
→怪我がないか、雪玉が付いていないか全体的に確認してあげましょう。
体を乾かす
→そのままにしていると体が冷えてしまったり、皮膚も荒れやすく
なってしまうため、タオルやドライヤーで必ず乾かしてあげてください。
肉球のしもやけ、凍傷
→肉球や耳先、尻尾などが特になりやすい場所です。寒暖差で血行不良
になるとしもやけを起こしやすいため、雪遊びから帰ったらお湯で
足先をじんわり温めてあげたり、水気を拭き取って温めてあげたりすると
良いでしょう。また、保湿効果のある肉球クリームを優しくマッサージ
しながら塗り込んであげると血行が良くなり、しもやけ防止になるため
オススメです。赤みや腫れがないか足指一本ずつ、肉球は間もしっかり
チェックし、何か異常が見られた場合は動物病院に受診しましょう。
ブラッシング
→汚れやゴミ、雪玉のチェックにもなるため、なるべくブラッシング
してあげることをオススメします。
いかがでしたか?
愛犬との冬の良い思い出になりそうな楽しい雪遊びですが、楽しい思い出にするためにも準備や遊んだ後のケアはしっかり行ってあげましょう
また、上記で紹介させていただいた雪眼炎やしもやけなど、雪遊びの後に万が一何か症状が見られた場合は受診をお願いしますm(_ _”m)
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