犬・猫専門の動物病院
- 緊急の際は
お電話ください - 0422-27-6539
すっかり涼しくなって過ごしやすい季節になりましたね🥰
今回は食欲の秋にちなんでワンちゃんやネコちゃんの肥満についてまとめてみました❗
肥満の基準
🐾行動、しぐさ
ガニ股で歩く
→太りすぎで擦れて痛いため。
お姉さん座りをする
→体重を支え切れないため。
散歩に行こうとしなくなった
→体が重くて動きが鈍くなります。
息遣いが濁音気味になった
→人間のいびきと同じく、脂肪がついて喉が狭くなるため。
🐾ボディ・コンディション・スコア(BCS)
→適正体重かどうか判断するための5段階の評価基準です。顎・首回り・肋骨・お腹周り・尻尾の脂肪の付き方やくびれがあるか、肋骨が触れるかどうかを確認して判断します。
引き起こすリスク
🐾様々な病気の引き金になる
例)糖尿病、心臓病、皮膚病、がん など
🐾病気を悪化させる可能性
🐾麻酔や投薬によるリスクの増加
🐾寿命が短くなる
原因
🐾食事の量が多い
🐾おやつの与えすぎ
🐾運動量が少ない
🐾内分泌・代謝などの病気
→上記の原因以外に、異常なほど食欲があったり、今までと変わらない食事なのに体重が増えてしまう場合は病気が隠れていることがあります。その場合は動物病院に受診しましょう。
など
予防・ダイエット
🐾適切な食事管理
適切な量の食事を与える
→まずはフードのパッケージに記載された給仕量に沿って与えてみましょう。あまり体重が変わらなければその量が適正と言えます。それで体重の変化があるようでしたら、適正体重や1日に摂取するカロリーを計算して正しく把握したほうが良いかもしれません。
おやつを控える
→おやつはやめるのが一番ですが、おやつを楽しみにしている子も大勢いると思います。どうしてもあげたい場合はカロリーが低いおやつを選んだり、おやつのカロリー分を食事から減らしましょう。
体重測定
→1ヶ月毎を目安に定期的に体重をチェックしてダイエットの経過観察を行いましょう。
食事の工夫
→今までの食事を見直し、ダイエットフードに切り替えるのもオススメです。その場合はお腹を壊さないように今まで食べていたフードと少しずつ混ぜながら切り替えていき、様子を見て1週間ほどかけて移行しましょう。また、フードの量を減らして要求が激しい場合は野菜による量増しによって空腹を満たすこともできます。
飼い主さんの意識
→今よりご飯の量が減ればもっと欲しいと訴えてくるかと思います。少し可哀想ですが、そこで与えてしまってはダイエットは成功しません。もちろんワンちゃんやネコちゃん自身が我慢することも大切ですが、飼い主さんの強い意志も大切になってきます。また、他に同居している方がいらっしゃる場合はルールなどの共有や話し合いも大切です。
🐾適切な運動
犬
→お散歩はもちろん、水泳やボール遊びなどもオススメです。
猫
→遊ぶ時間が取れたり、遊ぶことが好きなネコちゃんは猫じゃらしなどで遊んであげましょう。遊ぶことがあまり好きではないネコちゃんにはキャットタワーやキャットウォークなど、上下運動できるものもオススメです。
いかがでしたか? 🧐
好きなものを食べて欲しいという気持ちもあるかもしれませんが、ワンちゃんやネコちゃんの健康や長生きのために肥満にならないように上手に工夫してあげましょう💪
また、動物病院で肥満についてご相談も可能ですので、相談してみるのもいいかもしれません🏥
〈ご予約・お問合せはこちら〉
診療時間 9:00-12:00/16:00-19:00*
*月曜終日と、日曜・祝日の午後は休診です
各種クレジットカード・ペット保険に対応しております。
現金のほかに、以下のお支払い方法が可能です。
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2-38-14
第一ユーキビル1階