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目ヤニや充血などの症状があると、動物病院で目薬を処方されることがあります。
上手にできるか不安に思ったり、嫌がる子だと難しく感じる飼い主さんもいると思います。
正しい点眼方法を知っておきましょう。
●嫌がる理由
<正面から物が近づく>
目の前に知らない物が迫ってくる、正面から顔を覗き込むことは犬や猫にとっては恐怖心を与えてしまっています。
犬や猫にとって、お互いが正面から目をじっと見つめる行動は威圧的、攻撃態勢などを示します。そのため、正面から視線を感じると避けたがる傾向があります。
正面からではなく、後ろから目薬をさすようにしましょう。
<強くおさえられる>
動かないようにおさえることは必要ですが、嫌がるから、逃げてしまうからとおさえることに必死になると力が入りすぎてしまいます。
また、「しっかりと目薬をささないと」という飼い主さんの緊張感も伝わると、警戒してしまいます。
なでてあげたり、優しく声をかけたりしてできるだけ普段通りのスキンシップをするような状態で行えるといいでしょう。
警戒心が強い子は、寝ている間やおやつなどで気を引かせるのも1つの方法です。
<嫌な思い出>
目薬が冷たくて驚いた、目薬が染みるなど嫌な思いをした経験があると目薬を見ただけで逃げて行ってしまいます。
冷蔵保存の目薬は、使用する前だけ常温に戻して使用すると驚いて嫌がることを防げますが、目薬によって保存や使用方法は異なるので、動物病院で確認しておきましょう。
●目薬のさしかた
①飼い主さんに背を向けてお座りか伏せをさせる
③目薬を持った手を動物の頭の上に置き、小指辺りで上まぶたを引き上げる
④容器の先が目に触れないように目薬をたらす
●嫌がる子の場合
・バスタオルで包む
逃げようとする子や前足で抵抗しようとする子の場合は、バスタオルで体全体を包んで顔だけ出すようにすると動きを制御でき、やりやすくなります。
・2人で行う
1人でやるのが難しい場合は家族に協力してもらいましょう。
2人で行うほうが手早く終わらせられるので嫌がる子にとっては負担が軽くなります。
・おやつで気を引かせる
フードやおやつなどの好物を与えながら恐怖心を紛らわしてあげましょう。
また、終わったら褒めたり、おやつをあげて嫌な記憶のまま終わりにしないようにしましょう。
コツをつかめるまでは失敗することもあると思います。
思い通りにいかなくても焦ったり、怒ったりせずにその子に合わせたやり方を見つけてあげましょう。
どうしてもできないからと止めてしまうと症状が悪化してしまうことがあります。
自宅で難しい場合は獣医師に相談してください。
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