犬・猫専門の動物病院
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〈まばたきが少ない理由〉
猫のまばたきの回数は1分間に3回程度で、動物の中でもまばたきの回数が少ない生き物と言われています猫のまばたきが少ないのは、第三眼瞼(だいさんがんけん)、いわゆる瞬膜の存在があげられます。瞬膜とは、猫の眼の内側にある薄い膜のことです。猫の眼が開いているときは、ほとんど見えません。人間も、瞬膜のなごりであるヒダが目頭のほうにありますが、猫のようには機能しません。瞬膜は、猫がまばたきをするたびに目を覆ってくれて、目の表面についているゴミをワイパーのように取り除き、油分をなじませる働きをしてくれるため、水分の蒸発を防いで、眼球が乾きにくくなっています。また、猫は人間よりも、涙の量が多いと言われており、まばたきが少なくても大丈夫なのだと考えられていますもし、瞬膜が出たまま見えるのであれば何かしらの異常が生じている可能性があるのでなるべく早く動物病院に行くようにしましょう。
〈ゆっくりまばたきをする〉
猫がゆっくりまばたきをする理由としてよく知られているのが、愛情表現です人が行っても猫に伝わるのでまばたきをしてくれた時に、同じようにこちらもゆっくりまばたきをし返してあげることで、「私もあなたを信頼している」「私もあなたが好きだよ」と猫に伝えることが出来ます。コミュニケーションをとる一つの行動として、ゆっくりまばたきをし返すというのは、猫に対し愛情表現をしたいという飼い主にはとてもオススメです
逆にまばたきを忘れてずっと見続けると相手に敵意がありますという意味になってしまいます。縄張り争いやメスの取り合いなどの猫同士の喧嘩になると、じっと睨み合い、どちらかがまばたきしたり目をそらしたりするまで、その状態が続きます。なのでじっと見つめてしまうと敵意があると思われてしまうかもしれないので注意です
〈片目だけまばたきをしていたら〉
もし片目だけをゆっくりまばたきをするという場合、目に異物が入り痛がっている可能性もあります。愛情表現として猫がゆっくりまばたきをする場合は、両目でまばたきをすることがほとんどですが、異物が入り目に違和感を感じている場合や、痛がっている場合には片目だけをウインクするような仕草を見せることがあります猫がゆっくりまばたきをする時に片目だけでウインクをするような仕草が見られる場合は愛情表現だと思う前に何か異常はないか確認しましょう。もし見て分からなければ動物病院に相談してみましょう。
猫がゆっくりまばたきをして、その意味を知っていたらとてもうれしいですよねもししてきてくれたらおかえしのまばたきをしてみましょう。お互いゆっくりまばたきをするだけでコミュニケーションの一つになるので是非やってみて下さい
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