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子犬のシリーズ第三弾です。前回までは子犬のトイレのしつけについてでしたが、今回は子犬のいたずら(甘噛み)についてまとめようと思います。
基本的に子犬は母犬や兄弟犬から噛み方を学びます。母犬や兄弟犬から早くに離された子犬は甘噛みが激しく、犬に対する社会性に欠け、神経質(不安が強い)な性質になりやすいと言われています。
*いたずら(甘噛み)をさせないための基本!
・子犬の齧りたいニーズを満たす
・齧って良い物を教える(齧るおもちゃを持っているか)
・一緒に遊ぶおもちゃを持っているか
・1日に何個のおもちゃを使っているか(一個だけでは飽きてしまうかも…)
・子犬が適切に遊べているか
・飽きてしまう時間はどの程度か
・子犬の行動範囲を制限する
・その部屋の環境整備を行う(子犬の口の届く範囲に物を出しっぱなしにしない!)
・家具や建具には「勝手に嫌な思い」をするような方法を使用する(例:ビターアップルの使用など)
→木のおもちゃを与えると、木の感触を覚える…
・サークルやケージにいる時間が長すぎないか
*甘噛みの対処
・小型犬だと特に手などを噛ませておくことが多いので注意
・子犬が人の体の一部を口に含んだら即座に「ダメ!」などあらかじめ決めた一つの言葉で止めさせる(いくつも罰の言葉を作ると、どの言葉のときに怒られているのかわかりにくい)
・甘噛みされても見ない、声をかけない、触らない!
・部屋から出て行くのも効果的
・動くおもちゃで遊ぶ時間をこまめに作ると同時に人の体で遊ばせない
・まずはエネルギーの発散をさせる
・触れ合う際には子犬が疲れていることを確認し、甘噛みを誘わない
*不適切な甘噛みの対処
・口の中に手を突っ込む
・口を握り、降参するまで離さない
・犬を仰向けにして、降参するまで離さない
・犬のまねをして噛みつき返す
・犬の目を見て言い聞かせる
*甘噛みされなくなるコツ
・まずはエネルギーの発散を!
・落ち着いてるときに触られる気持ち良さを経験させる
・触られて気持ちのいいところ、嫌がるところを知る
これで子犬のしつけに関しては終わりです。レトリーバー種は口のいたずらが多い傾向にあるので注意が必要です。いたずらも個体差があるので、色んな対処法を試してみてはいかがでしょうか
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