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前回に引き続き、わんちゃんの仕事についてまとめました
今回は警察犬です!
警察犬とは!
人間がはるかに及ばない嗅覚等の能力を、訓練によって高度に発揮し、犯人の追跡・逮捕、遺留品や遺体の捜査、麻薬爆発物等の発見、さらには要人警護や人命救助などの警察活動を支援する犬の総称です。
警察犬と言っても、所属する場所や仕事によっていくつかに分けられています
まずは「直轄」と「嘱託」についてです。
・直轄警察犬制度とは
各都道府県警察が警察犬を直接飼育管理・訓練して、犯罪捜査等に活用するもので、警視庁始め24都道府県で運用されています。
・嘱託警察犬制度とは
民間が飼育する犬の中から嘱託警察犬審査会で合格した優秀な犬及び指導手を期間を定めて嘱託し、普段は民間指導手の下で飼育されています。事件発生の際に出動要請して活用するもので、全都道府県警察で運用されています。
次に「刑事警察」と「警備警察」についてです。
・刑事警察の犯罪捜査のための警察犬
一般に警察犬と呼ばれているのは、警察の刑事部鑑識課に所属し、犯人の足跡を追及したり、遺留品から行方不明者を捜索したりする「鼻の捜査官」と言われる犬達です。科学捜査の一手法としていかなる犯罪捜査にも必ず残されている臭いからの捜査がありますが、嗅覚力の優れている警察犬を犯罪捜査に活用しています。
①逃走犯人の追跡及び各種遺留品や資料等を発見する「追跡追求活動」
②遺留品等から犯人を特定したり、余罪を確認する「臭気選別活動」
③犯人の逃走防止、凶器の奪取等を行わせる「逮捕活動」
・警備警察における警察犬
警察の警備部門に所属し、要人の警護や人命救助などを目的として機動隊員とともに活躍しているのが警備犬です。
①要人警護や重要施設等の警備を行う「警戒活動」
②麻薬、爆発物、死体などを発見するための「捜査活動」
③地震や台風などによる災害時において生存者の発見や救出を行う「救助活動」
警察犬の犬種
警察犬と言ってもすべての犬種がなれるわけではありません。では、どんな犬種が警察犬になれるのでしょうか?
社団法人日本警察犬協会が登録している犬種は以下の7つです。
*ドイツ・シェパード
*エアデール・テリア
*ボクサー
*コリー
*ドーベルマン
*ゴールデンレトリーバー
*ラブラドールレトリーバー
少しは警察犬の事について知っていただけたでしょうか?
嘱託警察犬は民間のわんちゃんなので、もしかしたら身近にいるかもしれませんね
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